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犬のいる展覧会についてのGの報告、インスタレーション (1998) ギャラリーASCHII、ベルリン ![]() 作品解説 このインスタレーション作品「壁に埋め込められた犬のいる展覧会についてのGの報告」は、別の展覧会「壁に埋め込められた犬のいる展覧会」についてのドキュメントを展示したものであり、鑑賞者もまた展覧会の一構成要素として作品に組み込まれる。 展覧会場の入り口の前には、その展覧会場で撮影された ビデオ映像 がモニターに映し出される。防犯用の監視カメラで撮影されたかのように見える映像は、ある人物が「壁に埋め込められた犬のいる展覧会」の会場に入ってから再び会場を出るまでの一部始終を映している。が、展覧会場には何も展示されていない。いや、実は壁の中に犬がいて、人が壁に近付くと吠える仕組みになっている。
展覧会場の外にはまた、展覧会についてのカタログも閲覧することができる。ビデオ同様カタログも「壁に埋め込められた犬のいる展覧会」のドキュメントである。 カタログには上記のビデオに登場する人物が「壁に埋め込められた犬のいる展覧会」で経験する事柄が全て記録されており、またこの人物が会場を出てから読む「壁に埋め込められた犬のいる展覧会」についてのカタログについても記載されている。 |
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